2020年10月21日

【10月21日(水)】

岩手県出張最終日。
早朝、徒歩にてホテルを出発。
間も無く盛岡市内一番の繁華街と聞く大通に入り、都市規模の割には豪壮な商店街を縦横無尽に散策。
横丁を抜けて岩手県庁から盛岡市庁を臨み、同市出身の新渡戸稲造先生の胸像を拝見。
続いて、中津川へ。
こちらは、全国でも稀少な県庁所在地を流れるサケが遡上する川、とのことです。
川岸より水面を覗き込んでみると、確かにサケが時折跳ねています。
街のオジサマ曰く、今年は数も少なく痩せている、とのことですが、充分驚きました。
その後、盛岡城跡公園を歩いてみました。
盛岡城は、勇壮な騎馬軍団を擁した南部家の盛岡藩初代藩主・南部信直公が嫡子・利直公に命じて築城させた城ですが、徳川家に配慮して天守閣を造らなかったとか。
広大な敷地には緑や彫像が溢れ、岩手県出身の宮沢賢治の碑等もあります。
県民の皆様に随分親しまれている公園のようです。
とは言え、我らが和歌山城を鑑みますと、姫路城もそうですが、大きな天守閣が見えるのは嬉しいことですね。
ホテルへ戻ってチェックアウトし、鉄路を乗り継いで仙台空港より関空へ。
ご一緒いただきました一般社団法人根来塗振興会の皆様には心より御礼と慰労を申し上げます。
夜はお通夜2件に参列し、事務所入りして雑務。
先週より出張等が続きましたので未処理案件や未確認書類が溢れています。






























  


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2020年10月20日

【10月20日(火)】

岩手県出張2日目。
午前中、八幡平市は安比塗漆器工房様を訪問し、八幡平市安代漆工技術研究センターの冨士原文隆氏より安比塗の歴史や工房の取り組み等についてご説明いただきました。
2年間の研修費は市が負担し、研修生の多くが市外や県外から来て市内に住み込みながら学ばれているそうです。
兎に角、『売れる漆器づくり』を念頭に全国に広がる工房の卒業生ネットワークもフル活用されているとのことでした。
その後、工藤理沙・安比塗企業組合代表理事にご指導いただきながら絵付け体験を敢行。
ワタクシは皿の絵付けに挑戦し、この日着用のネクタイより着想したオリジナル・デザインを施しました。
漆の精錬工房も視察させていただいた後、次は平泉町へ。
午後より世界文化遺産「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された奥州藤原氏三代所縁の毛越寺及び中尊寺を訪れました。
毛越寺の庭園も広大で驚かされますが、やはり何と言っても中尊寺の金色堂は圧巻です。
数多の寺坊が残る中尊寺でも、この金色堂見たさに訪れる方は多いのではないでしょうか。
平泉や衣川と聞くと、源義経ファンとしては胸にグッとくるものがあります。
中尊寺参拝後は武蔵坊弁慶のお墓に参拝してこの日の日程は終了となりました。
五条大橋の出逢いから衣川での立ち往生まで全力で主君・源義経を守り続けた武蔵坊弁慶は和歌山県田辺市の出身と云われています。
ワタクシ史上、初めての岩手県入りでしたが、滞在中、視察にご協力いただきました全ての皆様に心より感謝申し上げます。






































  


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2020年10月19日

【10月19日(月)】

岩手県出張初日。
一般社団法人根来塗振興会の皆様と漆産業の最先進地として名高い浄法寺塗(じょうぼうじぬり)及び安比塗(あっぴぬり)の取り組みを視察させていただくべく、午前5寺半に集合して関空より早朝便にて仙台空港入りし、鉄路・陸路を経て、途中盛岡市にてわんこそばの洗礼を浴びつつ、二戸市浄法寺町は滴生舎様を訪問致しました。
小田島勇氏より展示販売を行うショールームと漆器製作工房を持つ当施設での取り組み等をご説明いただきました。
我が国で使用されている漆の内、国産漆はわずかに2%とのことですが、その凡そ80%を生産している二戸市では、平成27年に文化庁より国宝・重要文化財への国産漆使用が通知されたことを受け、平成28年に漆産業課を設置し、原木確保から人材育成まで一貫した漆産業に関わる業務を担ってきているとのことです。
その詳細な取り組み等につきまして、二戸市漆産業課の中村拓磨主事よりご説明いただき、その後、漆林〜苗畑へと移動してご案内いただきました。
現地では、佐竹航平同課主事・漆林フォレスターの髙田宣治氏にもお世話をいただきました。
同市では、漆産業については勿論、漆栽培についても相当研究が進められています。
漆を抽出した後に伐採した木材の利用法や漆によるかぶれへの対応等については引き続きの課題とのことです。
ワタクシ発案の『伐採された漆で紀州備長炭製造』も、こちらではすでに岩手木炭化のチャレンジが行われている渦中のようです。
学びの多い1日となりました。
夕刻、八幡平市は安比高原へ移動。
夜、スキーで人気の同高原が誇る『天空ナイトゴンドラ』とやらに乗ってみました。
到着した山頂の展望台では、気温8℃に耐えた甲斐あってまさに満天の夜空と八幡平市の大夜景が臨めました。
男子1人で乗るゴンドラも乙なものですが、男子1人の夜のプチ登山も仄かな恐怖と共に風雅なものです。






































  


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2020年10月18日

【10月18日(日)】

享年100歳の義祖母の四十九日は、凡そ1時間半に亘って行われました。
宗派や地域の別もあるでしょうが、これ程念の入った法要はワタクシ史上初めてではないでしょうか。
膝から下の震えがしばらく止まるところを知りませんでした。
そんな折、合間を縫って姫路市の名所巡りを敢行しました。
まずは、『アーモンドトースト』。
姫路市内の喫茶店では名物として各店の意趣を凝らした逸品が出されているようです。
『秘密のケンミンSHOW』にも採り上げられたとのこと。
勿論、美味しいです。
続きまして。
国宝にして世界文化遺産・姫路城。
の、城内にある姫路市立動物園を訪れて乗ってみました、シースルーか観覧車。
高さ13.8メートル。
二代目らしい本観覧車の操業は1964年。
乗車料は200円。
しかも2週します。
頂上点でゆっくり立ち上がると、仄かな恐怖心に襲われるものの、姫路城の大天守がこの上なく美しく見られます。
まさに『世界の姫路城大天守を見る為の観覧車』です。
『ナニコレ珍発見』にも登録済みだとか。
兎に角、レトロ感が物凄いです。
観覧車フリークの皆様にはゼヒともご体感いただきたいと思います。
和歌山城動物園内にもこんな遊具があれば嬉しいですね。
その後、目が合ったシマウマは何とも言えない程に優しい眼差しでした。




















  


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2020年10月17日

【10月17日(土)】

今季初ですが。
朝、トリニティーが固まってしまっていました。
毛布に包んで引っ張り出してきた電気ストーブに当てて温めること凡そ2時間ほど、元気良く『ぷしゅー』と怒るようになりました。
昨季、3度経験した低体温症状です。
朝夕は随分涼しくなってきました。
ペットは飼い主に生命生活の大部分を依存します。
ご縁があって飼い出した以上、今後も責任を持って大切に飼育しようと思います。
午後からは明くる日の法事参列に臨み、車で凡そ4時間の移動を経て現地へ前乗り致しました。


  


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2020年10月16日

【10月16日(金)】

和歌山県議会文教委員会県外調査3日目。
最終日を迎えました。
この度の県外調査最後の調査地は、昨年4月末にリニューアルオープンしました広島平和記念資料館でございました。
ワタクシ、『平和学習』につきましては一家言ございます。
祖父がフィリピンはバターン半島で戦死している都合、先の大戦には確固たる想いを持っています。
被爆した後、弟を想いながら亡くなられた大本利子さんの弟・久夫さんは、『もし今姉が生きていれば』という問いに、『恋をさせてあげたい。』と答えられたそうです。
当該施設には、様々な想いが展示されています。
『二度と戦禍を繰り返さない』という意識は勿論ですが、我が国の歴史を卑下する必要もなく真正面から受け止めるべきことと心得ています。
後世の皆様に温度差を広げずに伝えていくことが大切です。
広島の皆様は偉大です。
ワタクシたちも学びましょう。
その後、鉄路・陸路を乗り継いで和歌山県議会へ戻って参りました。
夜は会合一件に出席。
3日間に亘るこの度の各調査に際し、時節柄、マスク着用にて熱心にご対応いただきました全ての皆様に心より感謝申し上げます。








































  


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2020年10月15日

【10月15日(木)】

和歌山県議会文教委員会県外調査2日目。
午前中、世界の『公益財団法人 足立美術館』を訪問しました。
所在する安来市では市長選並びに市議補選が行われていたようです。
年間60万人以上が訪れる当該美術館は、数多ある展示品は勿論ながらアメリカの日本庭園専門誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』にて第1回以降17年連続で日本一に選ばれている日本庭園は圧巻の一言です。
横山大観先生の絵画や心震わされる童画群等、聞きしに大いに勝る内容で、『文化財の保護・活用について』大変勉強させていただきました。
凄いですね。
ゴイスーです。
その後、結構時間をかけて移動し、『石見銀山世界遺産センター』を訪問。
島根県大田市教育委員会・遠藤浩巳石見銀山課長より、『世界遺産の保存・継承とその活用に向けた施設の取組について』詳細なご説明をいただき、施設内をご案内いただきました。
石見銀山では、最盛期には一年に40tもの銀を産出したそうです。
戦国時代に朝鮮半島より伝わりました『灰吹法』によって銀を精錬し、その銀が中国を媒介して香辛料等と交易される東南アジアへ亘り、その東南アジアにはボリビア・ポトシで生産された銀も集まり、とまさに大航海時代の主役になっていった様に想いを馳せます。
石見銀山は2007年に世界遺産登録されました。
盛り上がったり盛り下がったり、華やかになる面もできれば窮屈な面もできます。
『今日となって、街としては世界遺産登録されて良かったのか』とついお尋ねしてみました。
いずれにしましても、銀を運ぶ為に出来上がった二つの石見銀山街道や伝統的建造物群保存地区を始め、戦国浪漫の漂う街並みを改めて歩いてみたいと思います。
その後は、長駆、広島市入りです。



































  


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2020年10月14日

【10月14日(水)】

和歌山県議会文教委員会県外調査、始まりました。
今月より各種出張が活発化しています。
午前8時半に県議会を出発し、伊丹空港より出雲縁結び空港へ入り、お昼過ぎに『島根県立八雲立つ風土記の丘』を訪問。
廣江章一所長・高屋茂男副所長より、施設の運営と文化財の保護・活用についてご説明をいただきました。
ワタクシからは指定管理期間が第1期・第2期の5年から第3期の8年に変わった経緯と効果についてお尋ね致しました。
資料館には『額田部臣銘文大刀』や個性的な『見返り鹿埴輪』等、貴重な重要文化財も多く展示されています。
コンパクトな館内ですが、配置や照明の具合等、古墳浪漫が醸し出されていますね。
続いて島根県庁を訪問し、別館にて島根県教育委員会の皆様にお迎えいただきました。
『高校魅力化プロジェクトについて』の調査では、立石祥美調整監・岩本悠特命官より隠岐・島前高校における取り組みや地方ではなく街部での統廃合を進める県立高校再編の考え等をお聞きしました。
更に『ジオパークを活用した教育・人材育成事業について』の調査では、自然環境課の周藤あさ子課長や隠岐市教育委員会・隠岐ユネスコ世界ジオパークの皆様より隠岐高校での取り組み等をご説明いただきました。
今回の県外調査は3日間の行程となります。




























  


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2020年10月13日

【10月13日(火)】

早朝、事務所入りして書類整理をした後、ご相談いただきました現場を確認。
その後、県議会へ登庁し、午前10時30分より和歌山県看護連盟青年部役員の皆様の県議会議長及び自民党県連青年局長への表敬訪問に同席。
現在の活動状況や今後の活動等について意見交換させていただきました。
午後からは諸々の打ち合わせをさせていただき、夕刻には再び事務所入りしてご来客をお迎えし、夜は会合一件に出席。
アジア諸国と我が国との関わりについて等、改めて考える契機となりました。








  


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2020年10月12日

【10月12日(月)】

先週の日曜大工で組み上げた本棚に故横山光輝氏の『三国志』を並べてみました。
何十年振りでしょうか。
改めて一巻から読み返してみます。
関羽・張飛、熱いですね。
劉備も静かに熱いです。
さて。
午前・午後と多くのご来客に恵まれました。
ご来所いただきました皆様、ありがとうございました。
夜はホーム・シアター・パーティーにお邪魔し、『海難1890』鑑賞しました。
映画館で観て以来です。
やっぱり感動します。
エルトゥールル号の逸話に始まり、和歌山人魂の尊さやトルコ人の情の深さ、ひいては日本国憲法や自衛隊の権能にまで鋭く迫るストーリーにグッと来ます。
未鑑賞の方にはゼヒご覧いただきたいと思います。




  


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