2020年10月19日
【10月19日(月)】
岩手県出張初日。
一般社団法人根来塗振興会の皆様と漆産業の最先進地として名高い浄法寺塗(じょうぼうじぬり)及び安比塗(あっぴぬり)の取り組みを視察させていただくべく、午前5寺半に集合して関空より早朝便にて仙台空港入りし、鉄路・陸路を経て、途中盛岡市にてわんこそばの洗礼を浴びつつ、二戸市浄法寺町は滴生舎様を訪問致しました。
小田島勇氏より展示販売を行うショールームと漆器製作工房を持つ当施設での取り組み等をご説明いただきました。
我が国で使用されている漆の内、国産漆はわずかに2%とのことですが、その凡そ80%を生産している二戸市では、平成27年に文化庁より国宝・重要文化財への国産漆使用が通知されたことを受け、平成28年に漆産業課を設置し、原木確保から人材育成まで一貫した漆産業に関わる業務を担ってきているとのことです。
その詳細な取り組み等につきまして、二戸市漆産業課の中村拓磨主事よりご説明いただき、その後、漆林〜苗畑へと移動してご案内いただきました。
現地では、佐竹航平同課主事・漆林フォレスターの髙田宣治氏にもお世話をいただきました。
同市では、漆産業については勿論、漆栽培についても相当研究が進められています。
漆を抽出した後に伐採した木材の利用法や漆によるかぶれへの対応等については引き続きの課題とのことです。
ワタクシ発案の『伐採された漆で紀州備長炭製造』も、こちらではすでに岩手木炭化のチャレンジが行われている渦中のようです。
学びの多い1日となりました。
夕刻、八幡平市は安比高原へ移動。
夜、スキーで人気の同高原が誇る『天空ナイトゴンドラ』とやらに乗ってみました。
到着した山頂の展望台では、気温8℃に耐えた甲斐あってまさに満天の夜空と八幡平市の大夜景が臨めました。
男子1人で乗るゴンドラも乙なものですが、男子1人の夜のプチ登山も仄かな恐怖と共に風雅なものです。



















一般社団法人根来塗振興会の皆様と漆産業の最先進地として名高い浄法寺塗(じょうぼうじぬり)及び安比塗(あっぴぬり)の取り組みを視察させていただくべく、午前5寺半に集合して関空より早朝便にて仙台空港入りし、鉄路・陸路を経て、途中盛岡市にてわんこそばの洗礼を浴びつつ、二戸市浄法寺町は滴生舎様を訪問致しました。
小田島勇氏より展示販売を行うショールームと漆器製作工房を持つ当施設での取り組み等をご説明いただきました。
我が国で使用されている漆の内、国産漆はわずかに2%とのことですが、その凡そ80%を生産している二戸市では、平成27年に文化庁より国宝・重要文化財への国産漆使用が通知されたことを受け、平成28年に漆産業課を設置し、原木確保から人材育成まで一貫した漆産業に関わる業務を担ってきているとのことです。
その詳細な取り組み等につきまして、二戸市漆産業課の中村拓磨主事よりご説明いただき、その後、漆林〜苗畑へと移動してご案内いただきました。
現地では、佐竹航平同課主事・漆林フォレスターの髙田宣治氏にもお世話をいただきました。
同市では、漆産業については勿論、漆栽培についても相当研究が進められています。
漆を抽出した後に伐採した木材の利用法や漆によるかぶれへの対応等については引き続きの課題とのことです。
ワタクシ発案の『伐採された漆で紀州備長炭製造』も、こちらではすでに岩手木炭化のチャレンジが行われている渦中のようです。
学びの多い1日となりました。
夕刻、八幡平市は安比高原へ移動。
夜、スキーで人気の同高原が誇る『天空ナイトゴンドラ』とやらに乗ってみました。
到着した山頂の展望台では、気温8℃に耐えた甲斐あってまさに満天の夜空と八幡平市の大夜景が臨めました。
男子1人で乗るゴンドラも乙なものですが、男子1人の夜のプチ登山も仄かな恐怖と共に風雅なものです。


















