2020年10月20日

【10月20日(火)】

岩手県出張2日目。
午前中、八幡平市は安比塗漆器工房様を訪問し、八幡平市安代漆工技術研究センターの冨士原文隆氏より安比塗の歴史や工房の取り組み等についてご説明いただきました。
2年間の研修費は市が負担し、研修生の多くが市外や県外から来て市内に住み込みながら学ばれているそうです。
兎に角、『売れる漆器づくり』を念頭に全国に広がる工房の卒業生ネットワークもフル活用されているとのことでした。
その後、工藤理沙・安比塗企業組合代表理事にご指導いただきながら絵付け体験を敢行。
ワタクシは皿の絵付けに挑戦し、この日着用のネクタイより着想したオリジナル・デザインを施しました。
漆の精錬工房も視察させていただいた後、次は平泉町へ。
午後より世界文化遺産「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―」の構成資産の一つとして世界遺産に登録された奥州藤原氏三代所縁の毛越寺及び中尊寺を訪れました。
毛越寺の庭園も広大で驚かされますが、やはり何と言っても中尊寺の金色堂は圧巻です。
数多の寺坊が残る中尊寺でも、この金色堂見たさに訪れる方は多いのではないでしょうか。
平泉や衣川と聞くと、源義経ファンとしては胸にグッとくるものがあります。
中尊寺参拝後は武蔵坊弁慶のお墓に参拝してこの日の日程は終了となりました。
五条大橋の出逢いから衣川での立ち往生まで全力で主君・源義経を守り続けた武蔵坊弁慶は和歌山県田辺市の出身と云われています。
ワタクシ史上、初めての岩手県入りでしたが、滞在中、視察にご協力いただきました全ての皆様に心より感謝申し上げます。






































  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45Comments(0)政務調査