2023年07月28日

【7月28日(金)】

ベトナム社会主義共和国ダナン市訪問3日目。
和歌山県議会観光振興議員連盟『先進地視察』も中日となりました。

本日は、午前中にまずダナン大学を訪問させていただきました。
ダナン大学は、ベトナムトップ6に入る地方名門大学で、工科大学・経済大学・教育大学・外国語大学・技術師範大学・ベトナム韓国情報通信大学の6大学からなる大規模大学で、学生約55,000人、職員約2,500人、卒業後6ヶ月以内の就職内定率90%維持を誇ります。
国際協力にも尽力されていて、生徒や教員を海外で育てるプログラムも実践されているとのことです。
特に惹かれましたのは、外国語大学では日本語・日本文化学部が設置されていて、『日本』を強く意識されています。
嬉しいことですが、我が国もこれまでの日本人として評価されてきた所謂『非認知能力』的な素養をしっかり磨き、ダナンの学生に負けないよう取り組むべきとの思いを強くしました。
そして、とにかくインターンシップを重視されていることには感銘を受けました。

午後からは、1998年創業の日本食材スーパー『アクルヒスーパー』を訪問させていただきました。
コロナ禍で大きなダメージを受けられたそうですが、調味料やおやつ等はもちろん、焼酎を始めとするお酒も充実しています。
太客は、日本料理屋さんや日本人とのことですが、現在は観光ハイシーズン入りしていることもあり、売り上げもまずまずのようです。

その後は、自由視察等を経た午後2時50分より『ダナン三日月セミナー』に出席させていただきました。
ゼネラルマネージャーの高瀬昭彦氏より、クレド(従業員が心がけるべき行動指針や信条、大切にすべき価値観等)を始め社業に関して詳細なご説明をいただきました。
『地域一番店作り』『観光地創り』『すぐやる 出来るまでやる』等、印象に残る言葉がたくさんありました。
また韓国からダナン国際空港への直行便が1日25便に対し、我が国からは成田空港からの1便のみとのことです。
韓国人観光客の多い理由がよく分かります。
国別直接投資額で日本が圧倒的なだけに、ダナン市との交流を一層活発化させるべきであり、そのためには関空や白浜空港からの直行便が欲しいですよね。

いよいよ明日、視察も実質の最終日を迎えます。































  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45Comments(0)公務