2023年07月20日

【7月20日(木)】

自由民主党青年局有志研修会2日目。
非常に深く、そして重い学びをいただく一日となりました。

早朝、ホテルを出立し、バスで走ることおよそ2時間、納沙布岬へ到着し、北方館・北方領土資料館を視察させていただきました。
岩山幸三北方館館長より『四島のかけはし』や岬及び北方館館内をご案内いただきながら、所謂『北方領土問題』について詳細なご説明をいただきました。
終戦当時、約17,000人だった島民が現在では5,000人ほどになり、平均年齢は87.5歳とか。

本州最東端の岬に立ちますと、晴天のもと、歯舞群島が目視できます。
一番近い貝殻島まではわずか3.7kmながら、その間に中間線『参考ライン』が引かれています。
北方領土は我が国固有の領土ながら参考ラインの北側では原則我が国の漁業等は禁じられています。
岬から灯台まで歩く道中、同志の県議とも話しましたが、ひとまず元島民の皆様や北方領土に想いを馳せられる国民の皆様が自由に渡航できる状況まで外交努力や諸運動によって推し進める、ということではないかなと思います。

続いて、根室商工会館へ向かい、石垣雅敏根室市長始め根室市の地元関係者の皆様との昼食懇談会を経て、午後からは北方四島交流センターへお伺いしました。
当該センターでは、佐田正蔵センター長より館内をご案内いただき、『北方領土問題』についてご説明をいただきました。
更に元島民語り部・得能宏氏によるご講演を拝聴し、終了後はご一緒に記録撮影をしていただきました。
得能氏がモデルとなられた『ジョバンニの島』をバス移動中に視聴しましたが、涙が滲みます。
とにかく、故郷の土を踏みたいという想いは断ち難いものがある、とのお言葉が刺さりました。
更に更に、根室高校北方領土根室研究会の皆様による活動報告及び意見交換会が行われました。

北方領土返還に向けた想いを紡いでいく若人をいかに輩出していくか、大切ですね。
戦没者遺族会や県人会でも根本には同じ課題があるのではないでしょうか。

根室市長より、『和歌山県は北方領土返還運動に大変熱心に取り組んでいただいている』とご丁重な謝意を伝えていただきました。
北方領土返還要求運動和歌山県民会議、鋭意頑張りましょう。
https://www.pref.wakayama.lg.jp/.../hoppou/d00156868.html

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Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45Comments(0)政党活動