2018年07月03日

【7月3日(水)】

午前8時半にホテルを出発し、まずはシンガポール日本人学校小学部チャンギ校を訪問。
池端弘久校長より校風や教育プログラム等の詳細なご説明をいただき様々な質問にもご対応いただきました。
ワタクシからも保護者会の活動や児童達の課外活動について等、質問させていただきました。
その後、広い校舎や体育館等の施設を視察。
910名の児童が能力別の英語授業を受けたりドッヂボールをしたりとまさに活況に満ちていました。
続いて太平洋戦争時に戦死された現地の方々を悼む慰霊塔に参拝。
今日を生きるワタクシたちが歴史を真正面から理解して如何に活かすかということでしょう。

午後からは、JETROシンガポールを訪問して石井淳子所長よりシンガポールの国勢についてご説明を受け、和歌山の県産品輸出についてアドヴァイスをいただきました。
続いてNTTドコモ・アジアを訪問して斉藤直哉社長より、アジアにおける取り組みについてご説明をいただきながらキャッシュレス化について等の有意義な意見交換をさせていただきました。

そして。
最後の調査先はマリーナ・ベイ・サンズ。
クリス・ブー・アジアコミュニケーション本部長より極めて丁寧かつ詳細なご説明と広大な施設内のご案内をしていただきました。
ちらりと覗いたボールルーム(ホール)では、セリーヌディオンが夜のコンサートに向けたリハーサル中でした。6,000人の観客が来られる予定とか。
主眼でしたミュージアム調査では、最新技術を駆使した科学的な体験型展示に多くの子供達が目を輝かせて楽しんでいました。常に2〜3の展示がされていてミュージアムだけで年間50万人が訪れるとのことです。
その他、ショッピングエリアやカジノ、スカイパーク等も視察しましたが、兎に角、大盛況でした。
カジノに関しましては、徹底した入場規制を行うことでギャンブル依存症が開園前の2.9%から昨年度は0.9%に減少したとのこと。
またIR建設には賛否半々であったものの①国外へ流れている資金を食い止める、②依存症が国内なら把握できる、③海外からの誘客効果等から開園し、5年半で49億USドルの納税や7年間で46,000人の雇用創出等、莫大な成果を挙げています。
まさに夢を体現できる施設と言えるでしょう。

この度は、教育・経済・社会インフラ・IRについて非常に稀有な調査となりました。今後の県政にしっかりと活かして参ります。
ご協力いただきました全ての皆様に心から感謝申し上げます。









































  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45Comments(0)政務調査