2024年10月17日

【10月17日(木)】

午前8時過ぎ、地元のいちご農家女史とお会いしました。
減農薬での有機栽培をされていますが、今後は農業用ドローンやラジコン草刈機を駆使したスマート農業を展開予定とのことです。
本格的に稼働された暁には是非視察をさせていただきたいと思います。

そんなことで。
和歌山県議会農林水産委員会県外調査最終日を迎えました。
午前8時50分に佐賀県は伊万里市のホテルを出立し、まずは株式会社伊万里木材市場を訪れ、伊東貴樹代表取締役及び吉村龍麿経営管理部課長代理より、同社の取り組みについて詳細なご説明をいただき、施設内をご案内いただきました。
こちらは昭和35年11月に設立され、九州内に3つの流通拠点があり、従業員数は96名とのことです。
事業内容は、森林整備事業、素材生産事業、原木安定供給販売事業、市売り・プレカット事業、コンビナート・サプライチェーン事業、バイオマス燃料事業、輸出となっていて、特に森林整備事業としての再造林事業、すなわち立木購入・伐採・地拵え・植林・五ヵ年間の下刈をした後に所有者へ森を返還する取り組みには感銘を受けました。
その他、会社を大きくしてきた背景には、やはり地元の組合と良好な関係を保ちながら一緒に取り組んできたことを挙げられていたことも印象的でした。
輸出にも熱心に取り組まれていますが、その際にはまず港の機能を見よ、とのことでした。
和歌山県議会6月定例会の委員会にて採り上げさせていただくに際し、勉強させていただいた紀州材の特徴を伝えたところ、どうやら中国向けよりも韓国向けの方が適応しそうとのことですので、3メートルのプレカット材を海路で同社へ運び込み、それより韓国へ輸出というラインを今後の紀州材の販路拡大に向けた一つの選択肢としてご提案申し上げたいと思います。

最後の訪問先は、福岡県糸島市における糸島農業協同組合産直広場の伊都菜彩(いとさいさい)でした。
藤川秀則課長より、産直市場の現状と今後の課題についてご説明をいただき、後に市場内を視察させていただきました。
当該市場は、開業前には本県のめっけもん広場へも視察に来られたそうですが、野菜・果樹・花卉等の他、肉や魚介類等も店頭に並び、『常に鮮度が保たれている』との評価から、開業16年目となる令和5年度には来店客数2,000万人を突破し、販売高は39億6000万円と圧倒されます。
販売している農畜産物の97%が糸島産とのことでしたね。
また、売上高日本一の背景には、人口が165万人の大消費地・福岡市が近いということも大きいのでしょう。
これまで何度もその高名はお伺いしてきましたが、今回いよいよ訪れることができました。
店内はなかなかの活況に満ち、スウィーツや洋蘭も並んでいました。

その後、JR博多駅へ向かい、お昼過ぎの新幹線にてJR新大阪駅を経て夕刻、県議会へ戻ってきました。
この度は本当に有意義な視察となり、各地各所で多くの皆様にお世話をいただきました。
お関わりいただきました全ての皆様に心より感謝申し上げますとともに、得たことを今後の委員会活動及び議員活動においてしっかり生かしてまいりたいと思います。

夜、イワディアンサミット実行委員会の役員会に出席いたしました。
第2回となる今回も結構内容が詰まってまいりました。
お一人でも多くの皆様にご来場いただいてお楽しみいただけますよう企画を鋭意進めてまいります。

【10月17日(木)】


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Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45│Comments(0)地域活動公務
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