2023年11月28日
【11月28日(火)】
和歌山県議会『令和5年度 半島振興・地方創生対策特別委員会 県外調査』2日目。
小雨の降る今朝、白川村を出立して1時間程で石川県は金沢市へ戻り、まずは『金沢港クルーズターミナル』を訪れて久保光夫・石川県商工労働部港湾活用推進室長より詳細なご説明と館内のご案内をいただきました。
金沢港開港50年を機に更なるヴァージョンアップを図るべく前知事の政治生命を込めた一大事業として着手され、2020年6月に開館となりました当館は、3年間で約200万人が訪れる程、まさに加賀百万石の凄みが感じられる設えが随所に施されています。
税関・出入国管理・検疫の所謂CIQ機能に加えて賑わいを創出するべく、貸事務所や『まなび体験ルーム』、レストラン等も備えられ、クルーズ船の寄港予定がない時期にはCIQエリアを開放してスケートボードや球技の大会等が行われています。
実際、ワタクシたちが訪れた際にはヨガ教室が開かれていました。
『まなび体験ルーム』の操船シミュレーターでは、谷洋一委員長からご指名をいただきましたので僭越ながら委員会を代表してクルーズ船の操船を体験させていただき、見事に寄港させることができました。
皆様、応援ありがとうございました。
その他、夜間ライトアップやコンサート、クルーズ船寄港の際にはミス加賀友禅の皆様を始めとした地元の皆様による一大歓送迎会等、ラグジュアリー感を発出されています。
和歌山県は三港を有すとは言え、当館と同じようにはいかないものの何かしら参考にして新たな設えを取り入れていきたいものです。
続いて午後からは石川県立図書館『百万石ビブリオバウム』を訪れ、伊藤信一・石川県立図書館副館長より詳細なご説明と館内のご案内をいただきました。
こちらも建設から半世紀を超えて老朽化が進み、耐震基準を満たしていない・閲覧スペースが狭い・書庫が分散して使い勝手が悪い・駐車台数が少ない等の理由から建て替えられ、昨年7月に開館しました。
『6割の人が年に一度も図書館を訪れない』とのデータを基に、いかに一人でも多く訪れていただけるかを考え、①本との思いがけない出会い、②新たな体験や出会いの場、③『第三の居場所』をテーマに空間や図書の配架にアイディアを凝らし、飲食やイヴェント開催のできるエリアを設ける等の相乗効果から今では一日に2,500〜3,000人、多い日で5,000〜6,000人が訪れるとのことです。
開架冊数約30万冊、書庫収蔵能力約200万冊、閲覧席約500席、駐車台数約400台と圧倒的な規模を誇り、一部エリアを除いておしゃべりや携帯電話等の利用が可能な『会話のできる図書館』となっています。
他の利用客への配慮を前提として写真撮影も可能となっていて、まさにお気楽に訪れてお気軽に過ごすことができます。
石川県、凄いですね。















小雨の降る今朝、白川村を出立して1時間程で石川県は金沢市へ戻り、まずは『金沢港クルーズターミナル』を訪れて久保光夫・石川県商工労働部港湾活用推進室長より詳細なご説明と館内のご案内をいただきました。
金沢港開港50年を機に更なるヴァージョンアップを図るべく前知事の政治生命を込めた一大事業として着手され、2020年6月に開館となりました当館は、3年間で約200万人が訪れる程、まさに加賀百万石の凄みが感じられる設えが随所に施されています。
税関・出入国管理・検疫の所謂CIQ機能に加えて賑わいを創出するべく、貸事務所や『まなび体験ルーム』、レストラン等も備えられ、クルーズ船の寄港予定がない時期にはCIQエリアを開放してスケートボードや球技の大会等が行われています。
実際、ワタクシたちが訪れた際にはヨガ教室が開かれていました。
『まなび体験ルーム』の操船シミュレーターでは、谷洋一委員長からご指名をいただきましたので僭越ながら委員会を代表してクルーズ船の操船を体験させていただき、見事に寄港させることができました。
皆様、応援ありがとうございました。
その他、夜間ライトアップやコンサート、クルーズ船寄港の際にはミス加賀友禅の皆様を始めとした地元の皆様による一大歓送迎会等、ラグジュアリー感を発出されています。
和歌山県は三港を有すとは言え、当館と同じようにはいかないものの何かしら参考にして新たな設えを取り入れていきたいものです。
続いて午後からは石川県立図書館『百万石ビブリオバウム』を訪れ、伊藤信一・石川県立図書館副館長より詳細なご説明と館内のご案内をいただきました。
こちらも建設から半世紀を超えて老朽化が進み、耐震基準を満たしていない・閲覧スペースが狭い・書庫が分散して使い勝手が悪い・駐車台数が少ない等の理由から建て替えられ、昨年7月に開館しました。
『6割の人が年に一度も図書館を訪れない』とのデータを基に、いかに一人でも多く訪れていただけるかを考え、①本との思いがけない出会い、②新たな体験や出会いの場、③『第三の居場所』をテーマに空間や図書の配架にアイディアを凝らし、飲食やイヴェント開催のできるエリアを設ける等の相乗効果から今では一日に2,500〜3,000人、多い日で5,000〜6,000人が訪れるとのことです。
開架冊数約30万冊、書庫収蔵能力約200万冊、閲覧席約500席、駐車台数約400台と圧倒的な規模を誇り、一部エリアを除いておしゃべりや携帯電話等の利用が可能な『会話のできる図書館』となっています。
他の利用客への配慮を前提として写真撮影も可能となっていて、まさにお気楽に訪れてお気軽に過ごすことができます。
石川県、凄いですね。














