2023年10月31日

【10月31日(火)】

和歌山県議会経済警察委員会県外調査2日目。

午前中の便で我が国で唯一『国際』と名の付く国際が飛ばない空港こと大阪国際空港より阿蘇くまもと空港へ飛び、ワタクシ史上初となります熊本県入りをさせていただきました。
お迎えいただきましたバスにて世界最大の半導体製造メーカー・TSMC社の日本初工場『JASM』の工事現場を視察させていただきました。
最大6,000名にして常時約5,000名が働かれているとのことで工場周辺には労働者が溢れていました。

午後より熊本県総合防災航空センターへ向かい、中村勝正所長及び中島英幸熊本県警察本部警備部警備第二課航空隊隊長補佐よりそれぞれの取り組み内容をご説明いただき、センター内をご案内いただきました。
当センターでは、『九州を支える広域防災拠点』として消防の防災ヘリと県警のヘリとが格納されていて、『捜索は県警、救助は消防』を基本とした役割分担や大規模災害時の効率的な連携が図られています。
また県産木材をふんだんに使用され、合理的な構造・構法による建築であることも特徴です。

その後、熊本県庁へお伺いし、槇原俊郎県議会事務局議事課課長補佐の進行により元田啓介企業立地課長よりTSMC社の熊本県進出に関して詳細なご説明をいただきました。
進出に際しての設備投資額は約86億米ドルと凄まじく、国からも国家プロジェクトとして最大4,760億円、県からも17年で50億円を助成し、見込んでいる経済効果は10年で4兆3,000億円とのことです。
雇用予定者数は台湾からの駐在員を含めた約1,700名で、出向者は家族で熊本県へ来られる見込みだそうです。
これを機に熊本県内には半導体産業関連会社が国内国外から続々と設備投資計画を立たり立地協定を結ばれたりしているようで資料で見せていただくだけでも圧巻です。
まさに九州だけではなく我が国全体にも影響を及ぼすビッグプロジェクトですね。
一方で周辺工場群に及ぼす人手不足や住家不足、渋滞、外国人滞在者家族の教育環境等、解消すべき新たな社会課題への対応についてもご説明いただきました。
当該プロジェクトのご成功と熊本県勢益々のご発展を心より祈念いたします。

【10月31日(火)】


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Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45│Comments(0)公務
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