2022年04月28日

【4月28日(木)】

総務委員会県外調査3日目。
東北大学を訪れ、3名の研究者よりご講演をいただきました。
まずは、高名な東北大学災害科学国際研究所・今村文彦所長より『東日本大震災からの教訓と今後の防災』について。
『我々は備え以上のことはできませんでした』
心に突き刺さりました。
『教訓が、いのちを救う』『事前防災(取組)は確実に被害を軽減できますが、ゼロにはできません』
詳細な具体例も含め、命をいかに救うか、大変深い学びをいただきました。
ワタクシからは、2019年にTosaka Labo.で主催した『共助大作戦』及び和歌山県が作成した『きいちゃんの災害避難ゲーム』(https://www.pref.wakayama.lg.jp/.../011400/kiichangame.html)をご紹介させていただき、その上で効果的な防災訓練のあり方についてお尋ねいたしました。
目から鱗が落ちるようなご提案をいただきましたのでゼヒ地元でも実践してまいりたいと思います。
続いて、グリーン未来創造機構長・共創戦略センター長の佐々木啓一副学長より大学としての所謂SDGsの社会実装への道(と解釈させていただきました)として、『東北大学サイエンスパーク構想』『次世代放射光施設の活用』『スーパーシティ構想との連携』について。
仙台市×東北大学スーパーシティ構想や福島復興支援室の設置等、市民×大学×ビジネスによる協働や地元の大学観が語られました。
マイクロクレデンシャル(3コマ等短期の履修取得)とデジタルバッジ(その単位認証制度)による人材と企業とのマッチング手法は和歌山県や那賀地域でも大いに参考とすべきではないでしょうか。
締めは、大学院農学研究科の多田千佳准教授より、『みんなで生ごみからつくったバイオメタンのパラ聖火』について。
燃えるガスであるバイオガス(CH4)の作り方に始まり、特に地元の皆様が持ち寄った生ごみから作ったバイオガスでお湯を沸かしてお茶が飲める『エネカフェ メタン』のご紹介には大変な興味を惹かれました。
街中の賑わい創出や過疎地の地域活性化等を目指し、地域や集落で取り組めると思います。
多田准教授が出前授業もされるということですのでゼヒ機会を作ってお招きできればと思います。
その後、仙台空港へ向かい、伊丹空港へのフライトを経て和歌山県議会へ戻りました。
この度は、非常に濃く大変有意義な視察となりました。
2度の延期による3度目の正直的なご段取りいただきました事務局の皆様を始めご対応いただきました全ての皆様に心より感謝申し上げます。
夜、アバローム紀の国にて開催されました『和歌山県予防接種セミナー』に出席。
今月より積極的勧奨が再開されたHPV(子宮頚がん)ワクチンの最新情報を含め、井篦和彦・和歌山県立医科大学教授のご講演を拝聴しました。
救える命をできる限り守っていけるよう引き続き取り組んでまいります。

【4月28日(木)】


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Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45│Comments(0)政務調査地域活動
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