2022年04月26日

【4月26日(火)】

和歌山県議会総務委員会の県外調査が始まりました。
コロナ禍により2度延期となっていましたが、まさに三度目の正直的な実施となりました。
午前中に県議会を出発して伊丹空港より仙台空港へ空路東北入りし、陸路で福島県南相馬市は『福島ロボットテストフィールド』へ向かいました。
当該施設は、東日本大震災及び原子力災害により失われた浜通り地域等の産業基盤を新たに創出する国家プロジェクト『福島イノベーション・コースト構想』に基づき整備された陸・海・空のフィールドロボットの一大開発拠点です。
ロボットの社会実装により、安全で豊かな社会の実現に貢献することを基本理念にし、福島復興を牽引するエンジンとして我が国を代表するロボット社会実装のためのナショナルセンターを目指して運営されています。
『廃炉』『ロボット・ドローン』『エネルギー・環境・リサイクル』『農林水産業』『医療関連』『航空宇宙』と6つの主要プロジェクトを掲げ、ドローンや空飛ぶクルマの試験等を行う無人航空機エリア、水陸両用車での救出訓練等を行う水中・水上ロボットエリア、3Dトンネルや橋梁点検等を行い『World Robot Summit 2020』の会場にもなったインフラ点検・災害対応エリア、そして貸し研究室等のある開発基盤エリアの4エリア21施設により我が国唯一にして世界にも類を見ない施設となっています。
細田慶信・副所長及び本宮幸治・事業部長兼総務企画課長より様々な取り組みについてご説明をいただきました。
ワタクシからは国産ドローン及び空飛ぶクルマの研究開発状況等についてお尋ねいたしました。
ちなみに、総工費は150億円、運営費は年間4.5億円とのことです。
いよいよ『ドラえもん』の世界が現実のものとなりつつありますね。
その後、バスにて面積約50haの一部を視察させていただきました。
圧巻の施設ですが、『ロボットの町 南相馬』をテーマに地元自治体もしっかり連携して訪れる研究生や企業人等と地元の方々との交流や地元企業とのマッチングも生まれ出し、地元への波及効果も絶大のようです。
和歌山県にも西日本におけるロボットの社会実装拠点としてこのような施設があると一大飛躍につながるのではないでしょうか。
いずれにしましたも、我が国では地方でもっとベンチャーがやりやすい環境が求められているようですね。

【4月26日(火)】


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Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45│Comments(0)政務調査
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