2022年04月27日

【4月27日(水)】

和歌山県議会総務委員会県外調査2日目。
午前中、東日本大震災の津波被害により人口のおよそ一割が失われた女川町を訪問。佐藤良一議長・須田善明町長始め職員の皆様にお迎えいただき、町長より復興に向けた公民連携のまちづくり等について熱くご説明をいただきました。
商店街には如何にシャッター下ろさせないか、よそ者・若者・ばか者には如何にご活躍いただくか、出る杭は打たれる社会から如何に意識を変えていくか等々、まちづくりの根幹について深い示唆をいただきました。
ワタクシからはまちづくり委員の推薦・公募方法についてお尋ねいたしました。
その後、コンパクトシティー感を俯瞰しつつ、実際に街中を歩き、『シーパルピア女川』や黒潮市場をモデルにしたと言われる『市場ハマテラス』を視察。
改めてゆっくりとお伺いしたいですね。
続いて、石巻市へ移動し、『みやぎ東日本大震災津波伝承館』を訪問。
宮城県東部地方振興事務所の皆様にお迎えいただき、堀川ガイドのご説明により津波について『伝承』いたしました。
津波には勝てない、とにかくすぐに高台へ逃げること、そして戻らないこと。
切々と響きました。
更にワタクシが幼少時より憧れてきた伊達政宗公の菩提寺・瑞巌寺を訪問。
(一社)松島観光協会の滋賀寧会長より五大堂始め本堂や境内の詳細なご説明をいただきました。
熊野の欅・桧を持ち込んだ根来大工により五大堂・本堂は建てられたそうです。
『根来』と日本三景の一つ・松島、というより政宗公との所縁を学ぶことができ、何より豪華絢爛な『伊達』文化を堪能しました。
海好きで海に精通していたと云われる政宗公の菩提寺、海に面していながら津波被害は軽微なものであったとのことです。
『大事の義は人に談合せず一心に究めたるがよし。』
英雄たるもの、こうあらねばと思います。
最後の訪問地は、宮城県議会です。
立派な県議会棟の5階にて、阿部正直・議会事務局長等にお迎えいただき、小嶋淳一・復興支援伝承課長より復興への取り組みについてご説明をいただきました。
ワタクシからは、『語り部の人材確保及び育成の仕方』また『震災で親を亡くした児童を養育する里親への支援』について詳細をお尋ねいたしました。








































  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45Comments(0)政務調査