2020年01月22日

【1月22日(水)】

マハラシュトラ州訪問4日目。

朝食後、オーランガバードはMTDC内にある初代の和歌山県事務所を視察。
この空間からマハラシュトラ州との交流が深化を始めたのかと思いますと非常に感慨深いものがありました。

午前9時にホテルを出立し、まずは『デカンのタージ・マハル』ともミニタージ・マハルとも呼ばれるビビカマクバラを訪問。
ムガール帝国の第6代皇帝オーラングセーブの第一王妃ラビア・ダウラーニの墓廟となっています。
ムガール帝国の弱体化により白大理石で壁面を覆い切れず、レンガと漆喰も組み込んで建てられています。
とは言え、異文化に触れて神々しさを感じます。

続いてマハラシュトラ州がアジャンタ石窟群と並んで誇る世界遺産『エローラ石窟群』へ向かいました。
こちらは5〜10世紀にかけて仏教・ヒンドゥー教・ジャイナ教の石窟寺院や修道院が34窟存在している遺跡です。
パルテノン神殿以上の高さを誇るヒンドゥー教の石窟寺院では、シヴァ神を祀りつつ、各所に女神ラクシュミーやヴィシュヌ神、馬車を担ぐ龍・ライオン・象等、雄大に掘られていました。
そんな折、居合わせた小学生らしき一団に写真撮影を求められました。まだまだこちらを訪れる日本人は珍しいのでしょうか。
ちなみに、現在約150万人のオーランガバードに住む日本人は4名程とのこと。

遅い目の昼食後、プネー市へ向けて車で出発。
ハイウェイ等を連ねて軽快に走り続けること凡そ6時間、すっかり日も暮れてからようやくプネー市へ到着。
印日友好協会(AFJ)の皆様に夕食会を催していただき、柔道や日本食談義に花を咲かせた後、23時半過ぎにホテルへ到着。

この日までの4日間、MTDC(マハラシュトラ州観光開発公社)の皆様には視察に関する多大なご尽力と至れり尽くせりのおもてなしをいただきました。
心から感謝申し上げますとともに再会と皆様の更なるご発展を衷心より祈念致します。


















































  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45Comments(0)政務調査