2018年10月25日

【10月25日(木)】

まず冒頭、岩出市が誇る林晃汰選手(智辯和歌山)が広島カープ球団よりドラフト3位指名されましたことに心からお祝い申し上げます。

和歌山県議会『平成30年度 人権・少子高齢化問題等対策特別委員会 県外調査』初日。
午前9時過ぎに県議会を出発して関空より羽田空港へ飛び、まずは東京都大田区の社会福祉法人善光会『サンタフェガーデンヒルズ』を視察させていただきました。

施設をご案内していただきながら松村昌哉所長より『AI、ロボットを活用した介護の取組』についてご説明いただきました。
『眠りのセンサー』による熟睡レヴェルチェックや膀胱の上に小型エコー機器の装着による尿量チェック、介護記録のデータ入力及び分析による成果の『見える化』や二重業務の回避、そして柔軟性・創造性を備える『スマート介護士』育成プロジェクト等、大変勉強になりました。

次に、世田谷区へ向かい、国立研究開発法人国立成育医療研究センター『もみじの家』を訪問致しました。

医療的ケアを受けている子供と家族を支援する国内初の公的医療機関が運営する医療型短期入所施設の取組について、ハウスマネージャーであり元NHKアナウンサーの内多勝康氏に施設内をご案内いただきました。

現在、医療的ケアが必要とされている子供は全国におよそ18,000人、和歌山県内でもおよそ100人とされ増加傾向にあるとのことです。人工呼吸器を必要とする子供は10年で10倍になっているとか。
そのご家族のご負担はまさに大変なものがあることでしょう。そんな子供にオーダーメイド型の保育環境とご家族の皆様に癒しや社会との接触の場を提供する施設となります。
和歌山県にも必要です。
皆で一丸となって施設実現に向けてできることから取り組んで参りましょう。









































  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45Comments(0)政務調査