2018年09月15日

【9月15日(土)】

和歌山県立図書館内メディア・アート・ホールにて開催されました『シンポジウム 南葵音楽文庫〜楽しみと学び〜』に出席しました。
紀州徳川家14代にして最後の藩主・徳川茂承公の孫・紀州徳川家16代当主徳川頼貞公は音楽学に造詣が深く、楽譜や音楽書等その数多のコレクションを一般公開すべく南葵音楽文庫を創設して今年で100年になります。
実際には10年余の開館だったようですが、コレクションを所有している日本読売交響楽団より和歌山県が寄託を受け、東京から和歌山に移して昨年より調査研究が始まっています。
2019年冬には約20,000点と云われる全てのコレクションが和歌山県立図書館にて公開予定とのことです。

この日は、チェリスト・渡部玄一氏をお招きして頼貞公が開きました『伝説のコンサート』が再現された後、パネルディスカッションが行われました。
知っているようで知らない明治以降の紀州徳川家についてや頼貞公の豊かな見識や外遊歴について勉強になりました。
お声掛けいただきました曽野洋教授やご配慮いただきました皆様に心から感謝申し上げます。

その後、和歌山県立近代美術館を訪れ『和歌山-日本』展を観覧。
『近代美術館』について考える機会ともなりました。
因みにワタクシ、和歌山県立近代美術館友の会の会員でございまして、会員特典の版画をプレゼントしていただきました。
当事務所のコレクションがまた1つ増えます。











  


Posted by 川畑哲哉 Kawabata Tetsuya at 23:45Comments(0)政務調査地域活動